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【楽器】演奏・作曲・初心者向け 電子キーボードのおすすめ機種の紹介!【電子ピアノ】

2017年11月17日楽器, 趣味楽器

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もくじ

キーボード初心者におすすめの機種選び

電子キーボード」「電子ピアノ」は、演奏や作曲など音楽を主体的に楽しむ上で、使いやすく価格も安く、最もおすすめできる楽器です。

そして、指先をつかいますので脳トレ・ボケ防止にもぴったりなんです。

  • 好きな曲を自分で弾いて楽しみたい
  • 初心者だけど音楽に挑戦してみたい
  • 一つくらい楽器ができるようになりたい
  • 教養として音楽を嗜めるようになりたい
  • 頭の中に浮かぶメロディを形にしたい
  • 楽器を弾いてストレス解消したい
  • 定年後の趣味、脳トレ・ボケ防止に

のどれかに当てはまる方は、電子キーボードを買って損はないでしょう。

今回は、演奏・作曲・初心者向けにおすすめの「電子キーボード」を紹介していきます

〜キーボード初心者の方へ〜 電子キーボードの特徴

鍵盤を叩くことで音を鳴らす楽器を総称して「キーボード」と呼びます。

「電子キーボード」は、キーボードの形式をした電子楽器です

ピアノやオルガンのような本格派のキーボードはとても高価で、普通の人には手を出せない値段ですが、電子キーボードなら1万円ちょっと出せばまともなものを購入できます

電子キーボードは、初心者や作曲をしたい人が最初に持つ楽器として最適です。

メリットを挙げるなら

  • 安く手に入る
  • 弦楽器や吹奏楽器と違い音を出すのが簡単
  • 様々な楽器の音を出せる
  • 周囲に音を出さずに演奏できる
  • ウェブサイトや書籍やyoutube動画などの教材が豊富

などがあります。

ギターなどの弦楽器の場合、チューニングして正確な音を出せるようになるだけでもかなりの練習が必要です。
一方で、電子キーボードは音を出すこと自体は簡単で、すぐにコードの練習や演奏や作曲にとりかかれます

また、電気的に音を発生させているので、色んな楽器の音で演奏することが可能です。

アンプなどがなくても、弾けばすぐに音が出て、イヤホンやヘッドホンを使えば周囲に音が出ないので、防音設備の無い部屋でも音楽の練習ができます。

最もメジャーで初歩的な楽器なだけあって、ウェブサイトやyoutube動画などの電子キーボード講座はすぐに見つかります。

将来的にギターやシンセサイザーを使いたいと思っている人でも、一台くらいは電子キーボードを持っておいて損はないでしょう。

「音楽をやりたいけど何から始めればいいかわからない」という初心者の方は、まずは人気と実績のある、「カシオ」・「ヤマハ」の1万円台の電子キーボードを弾いてみるところから始めるのをおすすめします

VIA:CASIO

「電子キーボード」と「ピアノ」との違い

ピアノは鍵盤を叩くことで直接音を出す楽器ですが、電子キーボードは電気的に音を出します

タッチの違いによって音に微細な差をつけることのできるピアノは、ご存知の通り、最安のものでも15万円以上かかる非常に高価な楽器です。一方で、電子キーボードは一万円以下で買える機種も多い安価な楽器です。

また、電気的に音を出す電子キーボードでありながら、なるべくピアノに音やタッチを近づけて作ったものを「電子ピアノ」と呼びます。あるいは、鍵盤の数がピアノと同じく88個ある電子キーボードも一般的に「電子ピアノ」と呼ばれます。

電子ピアノは、本物のピアノに比べればずっと安価ですが、標準的なキーボードに比べると高価です。
一般的に、

電子キーボード < 電子ピアノ < ピアノ

の順に価格が高くなります。

電子ピアノは、電子キーボードと比べて、単純に鍵盤の数が多いので、クラシックなどの曲を演奏する際には表現の幅が広くなります。

「電子キーボード」と「シンセサイザー」との違い

電子キーボードに似た形状をしている楽器に、「シンセサイザー(ミュージック・シンセサイザー)」というものがあります。

シンセサイザーも、電子的に音を作り出す楽器なのですが、電子キーボードに比べて表現できる音の幅が圧倒的に広いです。

波形から音を作れるので、効果音や雑音やEDMの演出のようなものまで、様々な音を作成できます。

電子キーボードが予め設定されている電子音を弾くものなのに対して、シンセサイザーは自由に音を作り出すことができるのです

ただ、高性能なだけあり、基本的には高価な機材です。「安物買いの銭失い」にならない最低限のものでも、3万円以上は必要でしょう。

ですので、ちゃんとしたシンセサイザーとなると、なかなか初心者や素人には手を出しづらいかもしれません。

また、電子キーボードは弾けばそのまま音が出ますが、シンセサイザーはアンプなどに繋いで音を出す必要があります。(最近はスピーカー付きのシンセサイザーも販売されていますが。)

シンセサイザーでやりたいことが明確でない限りは、まずは電子キーボードである程度のことをやれるようになってから、その次のステップとしてシンセサイザーに手を出すのがいいと思います

電子キーボードに慣れて作曲などをするようになれば、次はシンセサイザーが欲しくなってくるかもしれません。

安目の電子キーボードでも演奏や作曲は普通にできます。
しかし、音の細かい違いにとことん拘りたいのであれば、そのときはシンセサイザーが必要になります。

VIA:KORG

はじめての電子キーボードの選び方

電子キーボードを買う上で一番見るべきところは、「鍵盤数(キーの数)」です

ピアノの鍵盤数は88鍵で、これが最大なのですが、電子キーボードの数はまちまちです。

キーの多いクラシック曲以外であれば、88鍵も必要なく、49鍵ほどあれば多くの曲を弾くことができます。ただし、49鍵では表現できないことが多いので、使いやすい標準的な電子キーボードは61鍵盤のものが多いです。鍵盤数を重視するなら76鍵盤のものもあります。

電子キーボードは、電気的に音を発生させる楽器なので、「出せる音の数=鍵盤数」ではありません。キーの上げ下げをすれば、少ない鍵盤数でも多様な音を出すことができます。ただ、キーを多く使う曲を演奏するときのみ、鍵盤の数は重要になります。

基本的に鍵盤数が多くなるほど、価格が高くなり置くスペースも必要になります。趣味の演奏や作曲用に使う場合は、標準的な61鍵盤のもので十分だと思います

ピアノ練習用や、ピアノに似たような形で使いたい場合は、88鍵盤の「電子ピアノ」を選びましょう

鍵盤数の他にも、サイズや重量、設定のし易さ、内蔵している音の豊富さ、などがキーボード選びの基準になるでしょう。安い買い物ではないので、公式サイトなどを見て色々と比較してみてもいいと思います。

電子キーボードは様々なものがありますが、本記事では、メジャーなメーカーである「カシオ」「ヤマハ」「KORG」の中から、評価の高いおすすめ製品を厳選して選びました

よかったら参考にしてみてください!

ピアノ初心者の為の本

『バーナム ピアノ・テクニック』
お子様向けでもOKの教本です。音大生の70%がこの教本の経験者だそうです。すごいですね。
実際、ほとんどの曲が4小節〜8小節程度で、とてもシンプル。とても取り組みやすいシリーズです。

『はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン』
ヤマハミュージックメディアから発売されているこちらの教本も評判が良いです。
DVDも付いていますので、お手本と聴き比べての練習には最適です。また、音だけでなく、手、指の形なども説明されています。

『音楽教室【シアーミュージック】』
本格的に弾けるようになりたいのならやはりマンツーマンの指導がベストです。
少し料金はかさみますが、独学だけではどうしても上達に時間が掛かってしまいます。
また、ある程度自宅練習を重ねていくとどうしても『壁』にぶつかってしまうと思います。
そんな時には下記のようなマンツーマンレッスンを受けてみると技術のステップアップが叶うはずです。

また、「シアーミュージック」では『はじめてのピアノコース』もありますので、最初からレッスンに通うのにもおすすめです。


キーボードとご一緒にどうぞ

夜間や、アパートでの練習の必需品がヘッドフォンで、よく一緒に購入されています。

こちらの製品は純正品だけあって、とても電子キーボードと音の相性の良いヘッドフォンです。
音が澄んでいてリアルな音を鳴らします。
ヘッドフォンは、しばらく使っているうちに音が馴染んできますので、しばらくは硬い感じの音に聴こえるかもしれません。

ミニジャック、標準ジャックアダプターも付属していますので、カシオだけでなくほぼすべてのメーカーに接続できます。

参考価格¥2,900

カシオキーボードのおすすめ

カシオ 電子キーボード 61標準鍵 光ナビゲーションキーボード LK-228

こちらはカシオの電子キーボード「光ナビゲーション」つきの「LK-228」です。
「価格COM」で売れすじNo.1の商品です。
必要十分な61キー、ピアノのように、鍵盤を弾く強さによって音の強弱を表現できる 「タッチレスポンス」も搭載。
採点機能や、演奏につまずいたとき、音声で弾く指の番号を教えてくれる機能も付いていたり、楽しみながら演奏を覚えられるキーボードです。

参考価格¥26,900

カシオ 電子キーボード 76標準鍵 ベーシックキーボード WK-245

76鍵盤の電子キーボードなら、カシオでは圧倒的にこれがおすすめです

使いやすく、値段も手頃で、61鍵盤よりも表現の幅が広くなります。最大同時発音数は48もあり、初心者や中級者にも十分すぎる性能です。

ピアノ風味やオルガン風味の、リアルでアコースティックな音色も内蔵しているので、音楽に詳しい人でなければ電子キーボードだとわからないでしょう。
鍵盤もピアノに近い形状になっていますし、鍵盤を弾く強さによって音の強弱を表現できるタッチレスポンス機能も搭載していますので音の表情が豊かに表現できます。

自動伴奏機能や、リズムやテンポを登録しておけるレジストレーションなど、電子キーボードならではの便利な機能が満載で、さすがカシオ製といったところです。

当然ながらイヤホンやヘッドホンをつけて、周囲に無音で演奏することも可能です。

置くスペースと予算に余裕があるのであれば、76鍵盤にしておいたほうが演奏表現の幅が広がります。

参考価格¥21,300

カシオ 電子キーボード 61標準鍵 ベーシックタイプ CTK-2550

個人的には、初心者の練習用や作曲用の電子キーボードとして、一番おすすめできる製品です

使いやすく多機能で、価格も安いので、音楽の入門用として完璧な製品です。

電子キーボードらしく、内蔵曲や自動伴奏機能がついていて、手軽に演奏を楽しんだり練習したりすることができるでしょう。インターフェイスも直感的になっているので、適当にいじって音を出してみたりするだけでもけっこう楽しいと思います。

ちゃんとした鍵盤数61の電子キーボードとしては最も安いくらいの価格で、使っているユーザーもたくさんいる人気の製品です。

ただ、タッチレスポンス(弾く強さによって音の強弱を表現)機能がないので、そこは注意してください。タッチの違いによる表現の機微を求めるのであれば、予算をプラスしてもう少し性能の高い電子キーボード(CT-X700など)を買う必要があります。

参考価格¥12,600

カシオ 電子キーボード 49標準鍵 スリムタイプ CTK-240

。鍵盤数が少ない割にはそこまで小型化はされていませんが、そのぶんちゃんとした性能で値段が安いです。1万円以下で普通に演奏できるキーボードを買うことができます

キーの数は49個です。これより少ない32個のものもありますが、本当に子供の練習用なので、何か弾きたいものがある方は最低限これくらいのキー数が必要です。

実は、ポップソングなど、ほとんどのメジャーな楽曲のキーボードパートなどは、これくらいの鍵盤数でも十分に弾きこなすことができます。ただ、曲によっては弾けないものあるし、音色が少ないのもネックかもしれません。私としては、5千円くらいプラスできるなら鍵盤数が61のものを買うのがいいと思います

格安でキーボードが欲しいのであればおすすめの製品です。

参考価格¥8,100

カシオ 電子キーボード 61標準鍵 ベーシックキーボード CT-X700

より高性能なカシオの61鍵盤電子キーボードです。
新しく、パワフルな低音からクリアな高音までを豊かに響かせるAiX音源を採用したモデルです。
鍵盤を弾く強さによって微妙に音のニュアンスが変わるタッチレスポンス機能がついています。必要なければ「オフ」にすることもできるので、上で紹介した型の上位互換と言ってもいいでしょう。ピアノに近い感覚で弾くこともできます。

600音色の音が内蔵されていて、非常に幅広い表現が可能な、安価ながらも高性能な製品です。

参考価格¥19,000

カシオ 電子キーボード 61鍵盤モデル ハイグレードタイプ CTK-6250・CT-X3000

ワンランク上のハイグレードな61鍵盤キーボードです。

音楽制作がしやすく、演奏用の楽器としてもクオリティが高いです

イコライザー、トーンエディター、チェンネルミキサー機能などがあり、音楽制作をする上で便利かつ表現の幅が広がるエフェクターが複数準備されています。

音声やリズムやテンポなどを登録して演奏時に使用することができるので、ステージなどで演奏する際にも心強い機能が揃っています。

サイズが大きめで値段も高いですが、機能面では絶対にユーザーを裏切りません。キーボードに慣れた玄人からも高い評価を得ている機体です。

上記機種は生産終了となりました。
後継機種はCT-X3000となります。こちらは価格の差が大きく、現在5000円程度の差がありますので、価格差とスペックが満足できるか要検討ですね。

参考価格¥35,600

カシオ 電子ピアノ プリヴィア PX-160BK

鍵盤が88個ある、生ピアノに近い音を追求した電子ピアノです。録音した音声を聞けば、ほとんどの人が本物のピアノと区別がつかないでしょう。鍵盤の幅自体は生ピアノとまったく同じで、当然ながらピアノの練習用にも使えます。電子ピアノの中では高品質ながらも安く買える製品がこれです。

ボディデザインも洗練されていて、どうしても横には長い形状にはなってしまうものの、普通の部屋に置けるくらいのサイズです。

鍵盤の重さを本物のピアノに近づけているので、一般的な電子キーボードと比較してかなり重いタッチ感です。機材自体もかなり重く、持ち運びには向いていません。

ピアノのように演奏したり練習したいのであれば、本体にプラス8千円ほどする【スタンド+ペダル付】のものを選ぶことをおすすめします。

カシオ 電子ピアノ プリヴィア スタイリッシュタイプ PX760BK ブラック

技術の粋が詰め込まれた電子ピアノです。

本物のピアノのような繊細かつ重厚な弾き心地で、電子音ながらもピアニッシモからフォルテシモまで、美しく豊かな表現が可能です。

重量はあるものの、より洗練されてサイズがシャープになりました。スタンドと一体型になっているので、ピアノのように部屋にそのまま設置します。

習い事などでピアノをやっている家庭でも、本物ピアノが買えなければ十分に代替品になりえます。

娯楽や作曲のために買うキーボードとしては持て余してしまいそうですが、非常に立派な電子ピアノです。

ヤマハキーボードのおすすめ

ヤマハ 電子キーボード PORTATONE(ポータトーン) PSR-E263

楽器・オーディオを製作している日本では知らない人のいないメーカーである「YAMAHA(ヤマハ)」ですが、電子キーボードも製作しています。

タッチレスポンス機能の無い、標準的な61鍵盤のキーボードです。カシオ製のものとどちらを選ぶかは、好みが別れるところでしょう。カシオのほうが安いですが、こちらもクオリティが高くコストパフォーマンスに優れた製品です。

ヤマハ製の楽器にしたしみのある方は、こちらを選ぶのも良いと思います。

ヤマハ 電子キーボード PORTATONE(ポータトーン) EZ-J220

音楽の練習用に最適な電子キーボードです。

「光ガイド」機能があり、内蔵している練習用の曲の指の使い方を表示してくれます。直感的にキーボードを弾きながら、演奏の練習をすることが可能です。課題曲も考えられているので、ある程度のところまですぐに上達できるでしょう。

デザインはポップな感じですが、子供のみならず大人のキーボード初心者にも向いています

カシオ製にも光ナビゲーション機能のある電子キーボードはありますが、この機種のヤマハ製品の評価が盤石なので、こちらをおすすめします。

当然ながら普通に電子キーボードとして演奏したり作曲をしたりすることもできます。

YAMAHA ヤマハ Pシリーズ 電子ピアノ ブラック P-115B

ヤマハ製の洗練された電子ピアノです。

グランドピアノの演奏感を再現し、低音部では鍵盤が重く、高音部では鍵盤が軽くなっていたりと、本物のピアノと同じタッチの設計になっています。

「Digital Piano Controller」というヤマハの音楽アプリがリリースされていて(iPhone/iPadのみ)、メトロノーム、音色調整、内蔵ソングの選択などをアプリで行うことも可能です。

値段が値段だけに、さらっと買うことはできませんが、優良な電子ピアノであることは間違いありません。

KORG キーボードシンセサイザー KROSS-61 クロス 61鍵

KORG(コルグ)は、電子ピアノなども製作している日本のメーカーですが、特にシンセサイザーならKORG製が手頃な価格で素晴らしい性能だと思います。

軽量化されたスタイリッシュなデザインで、様々なサウンドを作り出すことができます。

バンドで様々な音源を自分の好みにアレンジしたいならばこのような「シンセサイザー」を選んでしまっても良いでしょう。

直感的に探したい音を見つけられるサウンドセクターもユーザーから非常に好評です。

演奏や歌を重ね録りして、再生しながら演奏できるので、一人で何役もこなせます。これ一つあれば可能性は無限大です

61鍵盤のものが約5万円、88鍵盤のものが約7万円と、高性能なシンセサイザーにしては破格のお値段です。

これ以下の値段で買える格安シンセサイザーも無くは無いのですが、KORGの「KROSS」と言えばもう鉄板の製品なので、シンセサイザーが欲しいのであればここまで頑張ってみることをおすすめします。

ちなみに、次世代機である「KROSS2」が最近発売されました。

以下の動画は公式がYouTubeに投稿しているものです。

トキメキを感じませんか?

まだ未知数で、ちょっと買うにはリスクがあるかもしれません。今の機種が安くなっていて5万円程度で買えるので、個人的にはこちらのほうを強くおすすめしますが、「こういう最先端の製品を使いこなしてみたいな」と思わせてくれる素晴らしい楽器だと思います。

以上になります。

電子キーボードのようなデジタル楽器は、部屋でヘッドホンをつけて適当に演奏しているだけでもけっこう楽しいものです。

音楽への理解が深まれば、普段曲を聴くときもより深く楽しむことができるようになるでしょう。

今まで楽器を経験したことがない方も、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。