おすすめの「英語アプリ」を紹介、英会話やニュースやゲーム形式で英語学習【基本無料】
今回は、おすすめの英語学習アプリを紹介していきます。
昔は英単語帳を開いていたのが、今はアプリで英語を勉強するのが当たり前の時代になりました。
英語アプリは、片手で持てるのでスキマ時間にもやりやすく、リスニング音声が流れるので、より効果的に学習することができます。
内容も充実していて、単語や文法と言った基本的なものだけでなく、英会話を意識した実践的なもの、生のニュースを題材にして学ぶもの、ゲーム形式でモチベーションを保ちやすくしたものなど、内容も様々です。
各英語アプリの解説文と、個人的な「おすすめ度」を載せているので、よかったら参考にしてみてください!
Android端末の方は「Google Playで手に入れよう」、iPhoneのスマホの方は「Apple Storeからダウンロード」のボタンからアプリをインストールすることができます。
Duolingo(デュオリンゴ)
世界で一番ダウンロードされている語学学習アプリの、日本人向け英語学習版です。
基本無料で使うことができ、アイテムやスキルやレベルと言った、ゲーミフィケーション的な要素が取り入れられています。
毎日勉強を続けるようにモチベーションを喚起してくれるのが良いですね。
言語の幅広い側面を学習することができる内容になっています。
一方で、もともと日本語向けの英語学習アプリとして作られたわけでもないので、使いにくさを感じる側面も多々あります。
スピーキングの練習は、周囲に人がいるところではできないし、全体的に「書き取り(文字入力)」が多いので、スマホで学習する上ではテンポが悪く感じるかもしれません。
とは言え、無料学習アプリの中では人気もクオリティもピカイチなので、とりあえず始めてみて損はないと思います。
ざっくり英語ニュース!StudyNow(スタディ・ナウ)

ディベロッパー | 株式会社イオテックインターナショナル |
価格 | 基本無料(月額360円) |
種類 | ニュースで英語学習 |
おすすめ度 | ★★★★ |
ニュースを「聴く・読む」ことで、英語を学習していく「ニュースで英語学習」アプリです。
話題のニュースが手頃な長さで並んでいて、英文と日本語訳は無料でもしっかり載っています。月額課金で音声が聴き放題になります。
英単語や文法の解説などもあり、生きた英語を読みながら学習できるので、単語・文法・リスニングをバランスよく学べます。
普通に話題になるようなニュースを扱っているので、日本語でニュースを読む手間も節約できて一石二鳥です。
無料で使おうとすると、広告が邪魔だし、音声を聴ける記事も限られます。ただ、月額360円で広告が表示されなくなりすべての機能を使えるので、かなり良心的な値段のサービスだと思います。
とりあえず無料で始めてみる価値はあります。

POLYGLOTS(ポリグロッツ)

ディベロッパー | POLYGLOTS inc. |
価格 | 基本無料(月額500円) |
種類 | ニュースで英語学習 |
おすすめ度 | ★★★ |
ニュースを読んで聴きながら英語を学習する、「英語ニュースリーディングアプリ」です。
扱っているニュースはどれも歯ごたえのあるもので、情報収集もしながら実践的な英語を学んでいくことができます。
他にも、洋楽の歌詞で英語学習など、とにかく「生きた英語」が学習できるので、単なる「お勉強」で終わりません。
また、記事中の単語をタップすることで、意味を調べることができます。中に「和英辞書」が入っていて、普通に辞書アプリとして使うことも可能です。
無料で使えて、全機能が使える月額課金も500円と、けっこう良心的な価格だと思います。(上級者向けの単語帳や問題集は有料で購入が必要。)
ただ、多機能なこともあり、アプリが重かったり使いにくさがところどころで見られるのが難点でしょうか。

スタディサプリENGLISH
国内の英語学習アプリの中では、間違いなく一番お金と労力がかけられていて、ハイクオリティです。
「スタディサプリ」は、小中高生向けに月額980円で講義を配信する新しい受験アプリなのですが、その「英語学習版」で、英語が必要な社会人向けになっています。
「リクルート」がそれなりに力を入れて作っているのだと思われます。ユーザービリティは非常に高いです。
「リスニングとスピーキング」と「リスニングだけ」を選べる仕様になっているのも良くて、電車の中など声を出しづらい環境では、スピーキングをしなくても先に進めるようになっています。
他の英語学習アプリと比較しても頭一つ抜けている感があるのですが、英文自体がそこまで練られているわけではないと思いました。そこが不満点と言えば不満点ですね。
しかし、全体的にとても良くできていて、月額1,080円出す価値はあると思います。
単語や文法よりも、リスニングと会話に比重が置かれています。「英語は読めるけど聴いたり話したりはできない」というタイプの人にはよりおすすめできます。

究極英単語

アプリをインストールしてもいきなり始めることができず、メールアドレスとパスワードを入力し、新規登録することが求められます。ここらへんからすでにもうユーザーへの不親切さが目立ちます。
操作などはけっこうテンポが悪く、使いにくいと感じることも多いです。
ただ、写真やイラストがついてくるし、例文もしっかり載っているので、単語帳アプリでありながら、かなりしっかり英語を学ぶことができると思います。
ビデオ付きの英語記事などのコンテンツもあります。
課金は、3ヶ月で980円、永久に使えるパスポートが7,400円(現在はキャンペーン実施中で半額になっている)と、かなり良心的な値段です。
なお、Androidの「Google Play」版はまだリリースされていません。。
ユーザー数が多く評価も高い単語帳なので、iPhoneを使っているなら選択肢の一つです。
mikan(ミカン)
ゲーム感覚で英単語を覚えることができる、「カード&テスト」形式の英単語アプリです。
多くの人が慣れ親しんでいる形式なので、わかりやすく使いやすいと思います。
ユーザーインターフェースがとても良く出来ていて、スピーディーに次々と英単語を学習できます。
「天才」とか「秀才」とかやたらと褒めてくれたり、ゲーミフィケーションの手法なども導入されています。
苦手な単語を判定し、効率的に復習できるようにしてくれたりなど、けっこう高性能です。
「アプリ」という手軽に開けるスマホ端末の性質を最大限に活かして、学習効果が高く長続きしそうなスタイルになっているのが素晴らしいです。
ただ、学習できるのは単語のみなので、このアプリのみで英語をマスターするのは不可能です。単語を覚えるための補助的な教材として使うのが良いと思われます。
また、会員には月額1,000円必要な上に、それにプラスして上級レベルは単語帳を購入する必要があるので、けっこう割高なサービスです。基礎的な「英熟語」ですら課金が必要なのは、かなり痛いですね。
がっつり使うのであれば、かなり高額になってしまうことに注意してください。
単語帳アプリとしての使いやすさは他と比べても断トツですし、そこが気に入ったのであれば課金する価値はあると思います。
やはりインターフェースに自信があるのか、同じ形式で「古文単語」や「中国語」バージョンの「mikan」もあります。

iKnow!(アイノウ)
DMM英会話が運営している英語学習アプリで、けっこうクオリティは高いです。
単語、文章構成、書き取り、リスニングと幅広く英語を学べます。シャドーイングなどがしやすくなっているのも良いと思います。
脳科学の研究に基づく学習システムで、最大限に効率よく英語を覚えられるそうです。(ちょっと胡散臭いですが。)
月額1,480円と、けっこう高額ですが、「DMM英会話」の会員になると無料で使うことが可能になります。
むしろ「DMM英会話」の会員用のサービスと言えるかもしれません。
本気で英会話!ペラペラ英語
英会話やリスニングが学習できるアプリです。
ダウンロードが120円と非常に安いですが、使いやすいとは言えず、音声認識の精度も良くありません。
無料でお試しができないので、いきなり「買う」という選択肢しかないのも、時代に取り残されているといった感じはあります。
しかし、120円でこの内容の充実度は驚異的なコストパフォーマンスです。
様々なシチュエーションでの英会話のフレーズが学べるので、海外旅行に行く前の準備などに使うのもいいと思います。

レアジョブ英会話

ディベロッパー | RareJob Inc. |
価格 | 月額6,800円(25分プラン) |
種類 | オンライン英会話 |
おすすめ度 | ★★★★ |
日本で最も受講者数の多いオンライン英会話サービスです。
アプリ版が出たので、パソコンを持っていない人でも快適にサービスを使うことができます。
「レアジョブ英会話」は、フィリピン人講師とマンツーマンで英会話できるサービスです。
フィリピンでは英語が公用語の一つとしてフィリピノ語と共に使われていて、イギリス、アメリカに次いで英語が一般的に話されている国です。
英語が堪能なフィリピン人の中でも採用率4%以下の優秀な講師が在籍しています。
フィリピンと日本では物価に差があるので、優秀な講師とのマンツーマンレッスンを格安(25分あたり187円)で受けることができるのです。
人気になるのも納得の有料サービスなので、真剣に英語を勉強したいのであれば検討してみるといいと思います。
無料体験レッスンも可能です。

NativeCamp(ネイティブキャンプ)英会話
「レアジョブ英会話」と同じくフィリピン人講師を採用している英会話サービスですが、より安く、よりたくさん使うことができ、サービス利用者数がどんどん増えています。
英語による質疑応答を反復する「カランメソッド」という学習方法を採用していて、「何を話せばいいかわからない」という方や英語初心者でも、しっかりと英語力を鍛えていけるようになっています。
Skype(スカイプ)などの外部サービスを利用してビデオチャットするのではなく、サービス内のシステムでそのまま通話できるので、ツールの面で混乱することもありません。
7日間の無料トライアル期間もあり、とても優秀で良心的なサービスです。

えいぽんたん!

ディベロッパー | Drecom Co., Ltd. |
価格 | 基本無料(アイテム課金) |
種類 | ゲーム形式の英語アプリ |
おすすめ度 | ★★★ |
クイズゲームや脳トレ形式で英語を勉強できるアプリです。
かわいいキャラクターがたくさん出てくる人気アプリで、「スヌーピー」などの版権ともコラボしています。
全体的に子供向けのテイストですが、けっこう難易度の高い単語まで学習できます。
リスニング学習の機能もついて、ますます内容が充実してきています。
友達と一緒に英語学習できる機能も加わり、楽しく語学学習をできる雰囲気があります。
特別使いやすいわけでも学習効率が良いわけでもありませんが、ハマる人にはハマるアプリだと思います。

英語物語

ディベロッパー | FreCre Inc. |
価格 | 基本無料(アイテム課金) |
種類 | ゲーム(RPG)で英語学習 |
おすすめ度 | ★★★ |
ソーシャルゲームと英語学習をくっつけたようなアプリです。
「ゲーム風」ではなく、けっこうちゃんとしたゲームになっています。
「ガチャ」や「クエスト」などがあり、ロールプレイングゲームのように英語を学習しながら、キャラクターと英語力の両方を鍛えていきます。
ゲームアプリとしてはキャラやシステムの魅力に乏しく、英語学習アプリとしては効率が悪いです。
ですが、「ゲーム」と「お勉強」が同時にできるところが、このアプリの最大のメリットです。
対戦や協力プレイなども実装されています。
英語を勉強する必要があるけど、どうしてもやる気が湧かないという方は、これを試してみるのも手だと思います。
NHK WORLD RADIO JAPAN
これは、英語学習用に作られたアプリではありませんが、英語学習にとっても有用だと思うので紹介します。
「NHK ワールド ラジオ 日本」公式によるニュースアプリです。
海外のリスナーに向けて、日本と世界の主なニュースを発信しています。
英字ニュースに触れる上で、いきなり海外のニュースを聴き取ろうとするのは難しいかもしれません。
しかし、内容が日本のことであれば理解しやすいはずです。また、教材用ではなく、海外の人に向けた本物のニュースなので、実践的な英語を読み解く力が身につきます。
日本の情報が海外へ向けてどのように報道されているかを意識してみるとより勉強になるでしょう。

以上になります。
英語学習は毎日続けることが大事です。
スマホにアプリを入れておいて、通勤中などちょっとした時間に勉強するクセをつけるのが、長く続けるコツだと思います。