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【バカは読めない】ビジネス書・自己啓発本のおすすめをランキングで紹介【Amazon人気ベストセラー】 webcache.googleusercontent.com

2017年11月17日未分類

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今回は、おすすめの「ビジネス書・自己啓発本」を、ランキング形式で紹介していきます。

ビジネス書や自己啓発的な本は、うまく読みこなせば、確実に仕事や生活に良い影響があります。

一方で、胡散臭い、質の低いものが多く出版されていることも確かです。

しかし安心してください!

このランキングでは、クオリティの低いものは一切紹介せず、厳選して選んだ12冊のみを紹介しています。バカには読めない珠玉の名作たちです!

各本ごとの解説もしっかり書きました。

クソな本ばっかりじゃねえか!」という文句のある方は、コメント欄にそう書き込んでくれても構いません(それくらいラインナップに自信があります)。

私も「自分を変えたい!」と強く思ったことが何度もあり、恥ずかしながら今までの人生で、少なく見積もっても200冊以上は、ビジネス書や自己啓発を読んでいます

その中から、本当におすすめできる良書だと確信できたもののみを紹介しています。

有用な自己啓発本ランキングを皆さまにお届けできれば、私が無駄にした膨大な時間も少しは報われるというものです。

よかったら、ぜひ本記事を参考にしていってください!

では、さっそく第1位から紹介していきます!

 

『アルケミスト―夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ

羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。

人生の指針となるような、本当の意味で心に残る物語

世界中でベストセラーになった自己啓発本です。おそらく、世界で最も多くのファンを抱えている本の一つでしょう。

自己啓発的な内容なのですが、ほとんど小説です。

純粋に小説として見ても、数ある名作に勝るとも劣らない傑作だと思います

名言と名場面のオンパレードですよね。作中に出てくる私が一番好きな言葉は

幸福の秘密とは、世界の全ての素晴らしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ

ですかね。(本文読まないと意味不明だと思いますが。)

追い詰められたり焦ったりしているときにこの言葉を思い出すと、いい感じに自分を相対化できるのです。

神秘的で、夢を見ているようで、内省的でもある、不思議な世界感の物語ですが、一つ一つの場面や言葉が、驚くほど心に響きます

不朽の名作です。読み終えた後、もっと早くこの本に出会えていたらよかったと思うはずです。

『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル

世界20ヶ国刊行!
受講者の97%に影響を与えた「奇跡の授業」

心理学、神経科学から経済学まで最新の科学的成果を盛り込み、
斬新な講義を展開、スタンフォード大学で最も優秀な教員に贈られる
ウォルター・J・ゴアズ賞をはじめ数々の賞を受賞。

『ニューヨークタイムズ』『タイム』『USAトゥデイ』
『ボストングローブ』『USニューズ&ワールドレポート』他、
全米主要メディアで軒並み取り上げられ、無数の賞賛を受けた世界的ベストセラー、ついに日本解禁!

「意識」の力とされていたものを、科学的アプローチで徹底分析。その場かぎりの決意ではない、理屈で「自分を変える」方法を探る!

ケリー・マクゴニガルは、スタンフォード大学でPh.Dを取得した健康心理学者です。

TEDなどにも出演して注目を集めた、とても美人な方ですよね。

「なぜ頑張ろうと思っているのに頑張れないのか」と日々悩んでいる人は、自己啓発本をよく読むタイプに多そうですよね(笑)

彼女は、頑張ろうと思っても頑張れなかったりする「意思の力」を「科学的なアプローチで解明」しようとします

「意志力(Willpower)」を、「あなたが本当にしたいことを、あなたの一部が本当はしたくない時にすることができる能力」と定義し、意志力を発揮するにはどうすればいいか、そしてそれをやる上でどのような危険性があるのか……などを論じます。

「頑張れば夢は叶う!」ではなく、意志力を酷使する上で逆効果になる場合にもしっかり触れていて、「根性論」や「ガンバリズム(努力主義)」が蔓延している日本にいるからこそ読むべき本だと思いました

今の自分よりも明日の自分のほうが合理的に判断できると考えてしまう「先送り」や、決心して気持ちよくなるのと挫折して落ち込むのを繰り返す「決心するだけ」などの心理に注目し、なぜそのようなことが起きてしまうのかを、科学的に分析しています。

本のタイトルは「ザ・自己啓発書」みたいな感じですが、内容は学術的な背景のあるかなりしっかりしたものです。

普段から自己啓発本を馬鹿にしている、賢い人のお眼鏡にもかなう良書だと思います。

『人を動かす』デール・カーネギー

邦訳500万部突破の歴史的ベストセラー。
人づきあいの根本原則を実例豊かに説き起こし、時代を超えて読み継がれる普及の名著。

あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著。
人が生きていく上で身につけるべき人間関係の原則を、
長年にわたり丹念に集めた実話と、実践で磨き上げた事例を交え説得力豊かに説き起こす。

深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、
人に好かれて人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。
1936年の初版刊行以来、時代に合わなくなった部分を改良するなど、
折々に改訂が施されてきた現行の公式版。

原点にして頂点! 人を動かすことこそが自己啓発!

現在の自己啓発本ブームの元になった本です。

私に言わせれば、自己啓発本は、この『人を動かす』以降劣化し続けています

時代の変化に合わせてテイストを変えただけで、内容は薄まっているのです。

原点になった本書ですが、主張に一貫している部分があります。それは、タイトル通り、「人を動かす」ということです

劣悪な自己啓発本は、「自分の考え方や感じ方を変えればいい!」みたいなものが多いのですが、カーネギーは、他者との関係を良くすることが、結果的に自己啓発に繋がると確信していますそしてそれこそが、本書が自己啓発本のベストである理由なのでしょう

「奮起する」とか「やる気を出す」ことで、何かが変わるとみんな思ってしまいがちなのですが、実は違うんですね。

他者との関係を改善していくことこそが、まず最初にやるべき課題であり、それが結果的に自分を動かすことにも繋がるのです

今読めば、「当たり前」のことばかり書いてあるように見えるしれませんが、その当たり前のことに対して、私達はそれほど意識的になれているでしょうか?

今でもなお、あらゆる人に読んでもらいたい、名著中の名著です

『ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる』ピーター・ドラッカー

 マネジメントの大家、ピーター・ドラッカーによる未来予測。「日本にとっての最大の問題は(経済ではなく)社会のほうである」とし、来るべき未来を予測し、そこで生じる問題や脅威、機会を明らかにしている。

本書の中でドラッカーは、今日の先進国に共通する問題である少子高齢化のインパクトと、それに応じた雇用・マネジメントの変化について論じている。来るべき未来に対応するために、企業の雇用はどうあればいいのか、さまざまな雇用形態が入り乱れるなかで、マネジメントはどのようになされるべきなのか、個人はどのようにキャリアを磨いていけばよいのか、興味深い議論が展開されている。過去の人口ピラミッドの変化に触れながらこれからの社会を予見したり、また産業革命当時のヨーロッパを振り返りながらIT革命の本質について論じたりする部分には、ドラッカーの歴史観が表れていて読みごたえがある。

本書はまた、トップマネジメントやビジネスパーソンへの啓蒙という意味でも価値がある。トップを含む知識労働者の資質や教育、雇用、評価の方法など、知識社会で働くすべての人に欠かせない視点が提供されており、さらに、資本主義の原則では実現できない個人の豊かさについても言及している。本書で示されているドラッカーの歴史的視点からは、多くのヒントを学び取ることができる。(土井英司)

時代を経ても色褪せない洞察。これからの社会を生きていく上で必読の書

ドラッカーは本当にスゴい! 惚れ惚れするほどすごい!

どこかのハゲが、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの……みたいな本で、虎の威を借る焼畑農業みたいなことをしていましたが、そういうものに落胆している方は、ぜひ本人が書いたものを読んでみてください。

あのドラッカーが、日本の社会について言及してくれている有り難い本です。(ドラッカーは日本古美術のコレクターでもあるんですよね。)

ドラッカーは、言わずと知れた「マネジメント(management)」の発明者なのですが、ミクロ的な視点よりも、むしろ社会と未来を見渡す大局観に優れた人間なのだと思います。

少子高齢化、IT技術の浸透、雇用構造の変化によって、どのようにして社会が変化していくかを、本質的な考察と共に書かれた本書は、現在から20年近く前に書かれたにもかかわらず、まったく色褪せません

未来予測系の本は、予測した未来が近づくほど、追い越されるほど価値の無いものになっていくのですが、本書はますます価値を高めつつあります。

まさに、人間の、社会の、本質を捉えることに成功した本と言えるでしょう。

予想が当たったといっただけのことではなく、根底に流れる考え方そのものに価値が認められているのです。

ドラッカーがすごいのは、洗練された分析であると同時に、人々の心を湧き立てる、何かアツい魅力を感じることです。本質的な意味でマネジメントの人なんですよね。

組織はどうあるべきか、社会はどうあるべきか、といった問いはそのまま、私たち個人個人がどうあるべきかという一人ひとりの問題でもあるからです。

『道をひらく』松下幸之助

昭和43年の発刊以来、累計400万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。

もし失敗して落ち込んでいるのならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」の項が、きっと立ち直る勇気を与えてくれるだろう。 もし、経営で行き詰まってしまったら、「仕事をより向上させるために」「事業をより よく伸ばすために」「みずから決断を下すときに」の項が、解決の方途を示してくれるは ずである。

事業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言 葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。

日本人が誇ることのできる経営者、松下幸之助の珠玉のエッセイ

松下幸之助は、一代でパナソニックを築き上げた「経営の神様」であり、PHP研究所を設立、松下政経塾を立ち上げた教育者です。

発明家であり、起業家であり、経営者であり、文筆家でもありました。

本当に、涙が出るくらい立派な人です。「昔の偉い人」の代名詞になるような存在ですね。

利権を勝ち取ることに奔走し、消費者を騙すようなビジネスをする某経営者は、どれだけお金儲けをしたところで、没後、松下幸之助のように尊敬されることはないでしょう。

現在、パナソニックも含め、日本企業の醜態・不祥事が目立ちます。

それは、松下幸之助の教えが古くなったのではなく、現役の経営者が松下幸之助を忘れてしまったことに起因しているのだと思います。

松下幸之助は、常に謙虚で礼節を重んじ、「世の中の貧しさを無くすこと」を信念としてきました。

誰もが松下幸之助をリーダーとして仰ぎ、彼のようになりたいと努力した時代があったのです

そして、現在に生きる私達も、少なからずその恩恵の中にいるのでしょう。

貧富の差が広がりつつある現在だからこそ耳を傾けたい言葉だと思います。これからの社会を作っていくのは私達なのです。

『私はどうして販売外交に成功したか』フランク・ベドガー

 あのデール・カーネギーをして、「本書を一冊手にするためには、シカゴからニューヨークまででも、喜んで歩いてゆく」と言わしめた名著中の名著。不幸にも試合中に腕を折り、選手生命を絶たれた大リーガーが、やがてトップセールスマンになるまでの半生を記録したもので、何と1964年の初版以来、28版を重ねるに至っているという、奇跡の1冊である。

原著はデール・カーネギーの存命中に書かれており、前書きをそのカーネギーが担当している。彼はいみじくもここで、「本書は保険の外交員だけでなく、すべてのセールスマンに益するところはなはだ大で、フランク・ベトガーの死後も末長く不滅の貢献をなすであろう」と述べているが、その言葉は、彼らの死後、確かに実現したと言えるだろう。

内容も、決して読者の期待を裏切らない。小手先の営業技術について書かれた本が多いなか、本書で述べられているのは、営業マンとしてもっとも大切な心構えである。さすがにカーネギーの教えを受けた著者だけあって、人間である顧客の心をいかにして導くか、といった点がよく書かれている。「25年間に4万回人を訪問し面談した」という著者のストイックな生活態度からも学ぶところは多いだろう。

失敗談を含め、ドラマチックなエピソードも枚挙にいとまがない。とくにベトガーの「アフター・ケアのすすめ」を実践した宝石商の話は、感動のあまり、思わず涙してしまいそうなほどである。心構えから技術、そしてエピソードまで、まさに営業マンの人生そのものが詰まった1冊として、すべての営業マンに、そして仕事人に自信を持っておすすめしたい。(土井英司)

ビジネスパーソンなら必ず読むべき古典! 営業のために必要なものがすべて詰まっているバイブル

引退後のスポーツ選手が営業の仕事に就くのは、日本でもよくあることです。

怪我を重ねて選手を引退した元メジャーリーガーが営業を仕事にし、トップセールスマンに上り詰めるまでを書く、面白すぎる自伝です。

「フット・イン・ザ・ドア」だの「ドア・イン・ザ・フェイス」だの、人の親切心に漬け込んで断りにくくするような、小手先だけの腐った営業本は世に溢れていますが、まず、脇目も振らずに本書を熟読するべきです!

当たり前に大切なことが書かれているし、これが成功の王道にして、実は最も近道なのだと確信できます。

営業職って、本当はすごくカッコイイ仕事なんだ」と、自分に自信と誇りが持てるような本です。

だからこそ、こんなご時世に営業の仕事をしなければいけない人にこそ読んで欲しいです。

『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』スティーブン・R・コヴィー

全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。

実践的! 本当に使えるし効果が出る「7つの習慣」

アメリカの建国から発売された「成功」にかかわる文献200年分。それらの膨大な書物の中の根底に通じる「普遍の原則」が抜き出され、「7つの習慣」として提示されています

著者の宗教的なバックグラウンドと深い学識によって完成された、本当に人生を良くする「7つの習慣」で、なかなかに読み応えがあります。

どんな本でも、文言を一字一句覚えておくわけにはいかないし、時間が経つと内容を忘れてしまいます。

本書は、熟慮され系統だった内容を、シンプルな「7つ」の習慣に落とし込んで、実践することが可能だからこそ、ここまで長い期間、たくさんの人に愛用されているのだと思います。

海外の「どの本が一番役に立つか」といった特集で、1位に選ばれることが多い本ですね。

しっかりとした裏付けのあるものを、覚えておけるくらいの大きさ(7つ)にまとめて、お守りのように持ち歩くのです。たった7つを意識して生活すれば、人生をより豊かに過ごせる可能性が格段に高くなります

その7つは

  • 第一の習慣「主体的である」
  • 第二の習慣「終わりを思い描くことから始める」
  • 第三の習慣「最優先事項を一番最初に」
  • 第四の習慣「Win-Winを考える」
  • 第五の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
  • 第六の習慣「シナジーを作り出す」
  • 第七の習慣「刃を研ぐ」

です。これだけ見ると、意味がわからないか、たいしたことないと思うかもしれませんが、本書を実際に読めば全然印象が変わるでしょう

何より素晴らしいのは、本書は単なる「個人的な成功」を追い求めるような陳腐なものではないということです。

新訳の副題が「人格主義の回復」となっているように、立派な人間になることが是とされています。競争に勝ち抜くのではなく、自分も、周囲の人間も幸せにしていくのです。

永遠の人間学」と、向こうでは評価されています。

自分だけでなく、他の人に積極的に薦めたくなるものだからこその、大ベストセラーなのでしょう

『夢をかなえるゾウ』水野敬也

「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」世の中にはこんなに多くの成功法則書、ビジネス書があふれているのに、成功者が増えたという話は聞いたことがありません。なぜだろう? ずっと感じていた疑問でした。そしてこの疑問に対する1つの解答を用意したのが本書です。

主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然、彼の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れます。

「ガネーシャ」という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけ。たぶん、史上最悪のメンター(師匠)でしょう。しかし、ガネーシャはこう言います。今から自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――。

成功を願う普通のサラリーマンとぐうたら神様ガネーシャ。この二人が「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」自己啓発書のメインテーマを、従来とは少し違った形(具体的に言うと、慢才です)で深めていきます。

拙著『ウケる技術』や企画・脚本を担当したDVD『温厚な上司の怒らせ方』でも意識した「笑えてタメになる」という形式をさらに深めた本に仕上がったと思います。ぜひ読んでみてください。(著者コメントより)

超大人気! 笑えてタメになる、小説形式の自己啓発本ベストセラー!

国内で売り上げ200万部を突破した、超ベストセラーです。

物語にどんどん惹き込まれて、笑って泣ける。そして、成功するためのヒントも得られる。一挙両得な本です。

自己啓発に感銘を受け自分を変えたいと奮起するのだけど、全部三日坊主に終わってしまうサラリーマンが主人公という、いきなり他の自己啓発をメタった内容になっています。

そして、「ガネーシャ」という何故か関西弁を喋るゾウが、主人公と漫才をするような形で、成功の秘訣を明らかにしていきます。

過去の多くの自己啓発本を研究した上で書かれていて、「後出し」にふさわしく、正統にアップグレードされた作品だと思います

まず、純粋に会話やストーリーが面白いです。著者の水野敬也氏は、他にも『ウケる技術』や『LOVE理論』などのベストセラーを生み出していますが、流石の一言です。

書かれていることは、過去の名作の焼き直しなのですが、伝え方の上手さが極まっています

楽しく読み進めるほどに勇気とやる気が湧いてくる、人気が出るのも納得の良書だと思いました。

ドラマ化もされたし、『夢をかなえるゾウ2』と『夢をかなえるゾウ3』も発売中です。まずは一番最初のやつから読んでみましょう。

『ザ・ゴール』エリヤフ・ゴールドラット

採算悪化を理由に、突然、本社から工場閉鎖を告げられた主人公アレックス。残された時間は、わずかに3か月。起死回生の策はあるのか!? はたして、企業のゴール(目的)とは何か――ハラハラ、ドキドキ読み進むうちに、劇的にパフォーマンスを改善させるTOC(制約理論)の原理が頭に入る。

著者自らが日本語の翻訳を禁じた、いわくつきのビジネス小説

本書は、イスラエルの物理学者であり、経営コンサルタントでもあるエリヤフ・ゴールドラット氏により、1984年に出版された小説です。

主人公が工場の業務を改善するために奔走するという内容で、ミステリー風のストーリーを追いながら、読者自身も学んでいくことができます

世界中で経営者やビジネスマンから爆発的な評価を得ており、会計情報の正しい見方や落とし穴、様々な意見を持ったメンバーの動かし方、隠れた問題の見つけ方など、超実践的な内容です。

ただ、この本は、著者の意向で17年もの間、日本語の翻訳と日本語の出版が認められず、「幻の名著」と一部で噂される存在でした。

出版された当時は日本経済がノリにノッていて、「この内容を日本人に伝えるとヤバい!」と著者が思ったのです。ただの宣伝文句なんじゃないかと最初にこれを聞いたとき思いましたが、どうやら本当の話みたいです。

まあ、「もう日本なんて怖くないぜ」となった時点で解禁されたのですが(泣)、本書は読んでおいて絶対に損しません

「IT全盛の現在にこんな古い時代の話を……」と思うかもしれませんが、そうではないのです! 日本は本書の中で起こっている問題を今も脱却できてない! 今の日本だからこそ読むべき話です

例えばみなさんは、「ボトルネック」という概念をちゃんと理解していますか?

システム設計上とても重要な考え方で、IT、Webの企業こそ知っておくべきなのですが、もしわからないのであれば、本書を読んでみて絶対に損はしないでしょう。

『運命を拓く』中村天風

哲人天風が説く積極的人生のすすめ
諜報員として死線をかいくぐり、病魔に魅入られた人生からの脱出

日露戦争に諜報員として満州の野で死線をかいくぐり、奔馬性結核で死に魅入られ、東西の哲学者、宗教家を訪ねても得られなかった、人生の意味。失意の果てに旅先で偶然に会ったヒマラヤのヨガの聖者に導かれ、遂に得た、「積極的人生」の教え。幾多の人々を生き生きと活かした、哲人天風が説く感動の教え。

死地を抜け、病魔に侵され、悟りを得た人間だからこそ書ける、つらい時こそ読みたい「積極的人生」の教え

中村天風という、ハンパない日本の思想家のことを、みなさんは知っていましたか?

軍事探偵として日露戦争に出兵し、結核を治癒するためにアメリカのコロンビア大学に入学し、ヨーガの聖人に教えを請いヒマラヤ山麓で修行して悟りを得、孫文の起こした第二次辛亥革命にも携わるといった、とんでもない経歴の持ち主です。日本初のヨーガ行者として記録されています。

軍人の東郷平八郎、政治家の尾崎行雄、上でも紹介した松下幸之助、アニメ映画『風立ちぬ』のモデルである堀越二郎など、錚々たるメンツが、中村天風の影響を受けています。

元プロテニス選手であり、熱いキャラクターで知られる松岡修造さんも、中村天風の影響を大きく受けたと公言していますね

ヨーガの達人で、導師なので、ちょっとスピリチュアルであることは否めません(笑)

しかし、彼の言葉は、袋小路に入った現代のナヨナヨした悩みを吹き飛ばすような「スゴみ」があり、読むに値する本だと思います。

『史上最高のセミナー』マイク・リットマン

ジム・ローン、ロバート・アレン、マーク・ビクター・ハンセン、ジャック・キャンフィールドら、アメリカを代表する世界的に有名な成功者が、世界最高の自己啓発ラジオ番組の司会者マイク・リットマンの絶妙なインタビューに導かれ、自身の成功の秘訣について赤裸々に語ります。

本書に登場する人物のセミナーを受講するには、たとえ1人のメンターだけでも
かなり高価な受講料を負担しなくてはなりません。
それを、この本1冊で一挙に9人も受けることができるのです。
なんと贅沢なことでしょうか。

この本に書かれていること、メンターが伝えていること1つでも実践できれば、
あなたの人生は間違いなく、より豊かになることでしょう。
さあ、あなたも史上最高のセミナーを受講しましょう!

もう「セミナー」はこれで十分! と思えるインタビュー集

胡散臭い自己啓発と言えば、「セミナー」ってイメージです(笑)

無料の情報で人をその気にさせてから、高額なセミナーを開催して収益化するのです。

あるいは、セミナーという万人がアクセスできないクローズドな場所に人を呼び寄せて、高額の商材などを売りつけるのです。

胡散臭いブロガー、アフィリエイター、(最近だとユーチューバー?)は、セミナーが大好きです。獲物をおびき寄せる場所だから!

自己啓発本は、本に書いてある内容を実践できるかどうかであり、「セミナーを受けましょう!」と言われたら逃げるのが賢明です!

本書は、トップクラスの成功者たち9人のセミナーをインタビュー形式でまとめた本になっています。

ここに出てくる成功者たちが、本物の成功者なのかホラッチョ一郎なのか、私には判断しかねます。

ただ、他のどんなセミナーに行っても、本書以上の内容は絶対に出てこないでしょう

正直、本書のセミナーの話自体はめちゃくちゃ面白くて、ライフハックや成功の秘密がたくさん詰まっていると思います。

1,000円程度なので、買う価値は十分にあるどころか、かなりお買い得であるとさえ思います。

ビジネス本や自己啓発とほぼセットになっている「セミナー」というものが気になるのであれば、実際に現場には行かず、本書を読んでみるのがいいと思います。

『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン

この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。

ところがある日、そのチーズが消えた! ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。

IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。880円でアナタの人生は確実に変わる!

寓話とディスカッションで進んでいく、変化に対応するための物語

たぶん、アメリカ人は大好きだろうな〜ってタイプの本です。個人的にも、けっこう好きです。

ちょっとしたフレーズが良く、名言が多い本でもあるので、英語が得意な人は原著で読んでみることをおすすめします。

当たり前のようにもらえていたチーズが突然無くなったとき、どうするか?」といった話。

寓話にディスカッションが加わる形で学んでいく、状況の変化に対応するための自己啓発です。

本場のアメリカでは、全米ビジネス書第1位のベストセラーなのですが、大ヒットしたこともあって、本書に疑問を投げかける『チーズは探すな!』といった当てつけ本まで出ています。

「寓話を教育に使うのは詐欺師の手法だ!」みたいな批判もありますね。

いろいろ言われているのですが、個人的には優れた作品だと思っています。

魅力がなければ、ここまでのベストセラーにはなりませんからね。

とても読みやすく、示唆的で、多くの人に一歩を踏み出す勇気を与えてくれる本です

以上になります。

ビジネス書や自己啓発本ばかり読んでいる人は馬鹿にされがちですが、優れた本をしっかり読めば、あなたの人生は確実に良いものになっていくでしょう。

現に私は、良い大学を出ている高学歴だし、給料も同年代の上位1割にはまず確実に入っていると思います。やっぱり読書の習慣がすごく大事なんだと思います。

冷笑的になっても何もいいことはない、というのも、私は自己啓発本から学びました。

長くなりましたが、この記事が、皆さまのかけがえのない生活に、ほんの少しでも寄与できたのであれば幸いです。

 

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Posted by koredouyo