ペンタブレットのAmazonで買えるおすすめを紹介!初心者用からプロが使う「液タブ」まで!

「ペンタブレット」は、「電子ペン」と、タッチパネルになっている「タブレット」を使って、コンピューターに入力することのできるデバイスです。
タブレットをペンでなぞると、画面上にその入力が表示されます。
ペンの筆圧や傾きを読み取るので、クリック操作しかない「マウス」と比べて、とても繊細な入力が可能です。
デジタルイラスト(デジ絵)やデジタル漫画や3Dモデリングを製作する上で必要になります。
略して「ペンタブ」と呼ばれることも多いです。
- 1. 通常のペンタブ(板タブ)と液晶ペンタブレット(液タブ)のどちらを使うべきか?
- 2. どのようなペンタブレットを選ぶべきか?
- 3. XP-Pen ペンタブレット ペンタブ 4*3インチ 2mm
- 4. Ugee ペンタブレット m708
- 5. ワコム ペンタブレット Intuos Draw Sサイズ お絵かき入門用
- 6. ワコム ペンタブレット Intuos Art ペン&タッチ 絵画・油彩制作用モデル Sサイズ
- 7. ワコム ペンタブレット Intuos Comic S ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル
- 8. ワコム ペンタブレット Intuos Art ペン&タッチ 絵画・油彩制作用モデル Mサイズ
- 9. ワコム ペンタブレット Intuos Comic M ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル
- 10. ワコム Wacom Intuos 3D ペンタブレット 3D制作モデル
- 11. Parblo Coast10 10.1インチ グラフィックモニター
- 12. HUION 液タブ 液晶タブレット プロフェッショナル GT-190 19インチ
- 13. HUION 液タブ 液晶タブレット Kamvas GT-191 IPS液晶 フルHD 19インチ
- 14. ワコム 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD 【2015年モデル】 DTK-1301/K0
- 15. ワコム Wacom Cintiq Pro 13 液晶ペンタブレット 13.3 インチ DTH-1320/K0
通常のペンタブ(板タブ)と液晶ペンタブレット(液タブ)のどちらを使うべきか?
オーソドックスなペンタブは、液晶タブレット(液タブ)と対比して、「板タブ」と呼ばれることもあります。
「板タブ」がタブレットに書き込んだものをパソコンなどのモニターに表示するのに対して、「液タブ」は液晶に直接書き込みます。
描く場所と表示される場所が離れている「板タブ」は慣れが必要ですが、「液タブ」はそのまま書き込むようにして直感的に操作できます。
しかし、「液タブ」は「板タブ」と比較して非常に高価です。
お金を出せる人は、直接書き込める「液タブ」のほうが描きやすいですが、「板タブ」のほうが現実的に手に入りやすいお値段です。
「板タブ」のほうが使いやすいと主張しているプロ絵師や漫画家もたくさんいて、慣れれば「板タブ」でも快適に最高水準の仕事をこなせます。
どのようなペンタブレットを選ぶべきか?
ペンタブレット業界では、「WACOM(ワコム)」製が世界シェア8割の圧倒的な存在で、特にこだわりが無いのであればワコムのペンタブや液晶タブレットをおすすめします。
商品が優れているという理由以外にも、使っているユーザーが多いので、操作方法などでわからないことがあったときに検索しやすいというメリットもあります。
ただ、ワコム製はそこそこのお値段がするので、買えないのであれば他のメーカーのもっと安いものという選択肢もあります。
一口にワコム製と言っても、「イラスト製作用」「漫画製作用」「3Dモデリング用」などがあり、目的が明確なのであれば用途に応じたバージョンを買うことをおすすめします。
本記事は、おすすめのペンタブ・液タブを、価格の安いものから順番に紹介しています。
ペンタブを買おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください!
XP-Pen ペンタブレット ペンタブ 4*3インチ 2mm
価格 | 約3,500円 |
対応パソコン | Windows |
付属ソフトウェア | openCanvas |
カラーバリエーション | ブラック |
サイズ | 228.0×137.0×38.0mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約245g |
接続 | USBケーブル |
筆圧レベル | 2048 |
特徴 | とにかくペンタブを試してみたい人用・練習用 |
「安物買いの銭失い」にならない、最低限のクオリティのある製品です。ちゃんと使えます。
ちょっとした署名やお絵かきを快適にできるので、そこまでお金は出せないけどペンタブを使ってみたいという人におすすめです。
Windowsのパソコンのみに対応していて、「openCanvas」という専用ペイントソフトのシリアルナンバーがついてきて無料で使うことができます。ある程度のデジ絵なら作成することができるので、練習用なら十分です。
ただ、「Illustrator」などを使って本格的にデジタルイラストを製作しようとすると、性能面で不便に感じることは多いと思います。価格が安いので仕方ないですが、あくまでお試し用・練習用です。
PCマウスの代わりとしてこのペンタブを使うこともできます。マウス操作ではなくペン操作を好む人は一定数いますね。
また、『OSU!』という無料でダウンロードできる有名な音ゲーの操作にも最適です。
精密なイラストや3Dモデルを描くにはちょっと役不足ですが、格安で購入することのできるまともなペンタブです。
Ugee ペンタブレット m708
価格 | 約6,300円 |
対応パソコン | Windows、Mac |
付属ソフトウェア | 無し |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
サイズ | 360.0×210.0×78.0mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約680g |
接続 | USBケーブル |
筆圧レベル | 2048 |
特徴 | 超格安ながら本格的な作業も可能 |
非常に安価ながらも高性能なペンタブレットです。けっこうな大型で、シンプルな形状です。
「Illustrator」「Photoshop」「Comic Studio」「SAI」「Maya」などのソフトウェアに対応していて、デジ絵、マンガ、3Dモデルなど、本格的な仕事もこなせるスペックです。
ただ、ワコム製などと違って付属ソフトウェアはないので、性能を引き出したいのであればイラストレーターやフォトショップなどのソフトがあらかじめインストールされている必要があります。
ソフトごとに使い勝手が違う場合もあり、パソコンや機械が苦手な人が下手に買うと戸惑ってしまうかもしれません。
設定などを自分で行う必要がありますが、格安で使える本格的なペンタブが欲しい方にはこれがおすすめです。
ワコム ペンタブレット Intuos Draw Sサイズ お絵かき入門用
価格 | 約6,900円 |
対応パソコン | Windows、Mac |
付属ソフトウェア | ArtRage Lite |
カラーバリエーション | ホワイト、ミントブルー |
サイズ | 210.0×169.2×10.7mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約290g |
接続 | USBケーブル |
筆圧レベル | 1024 |
特徴 | ワコムペンタブのエントリーモデルで初心者におすすめ |
「WACOM(ワコム)」は、電子ペンタブレットの世界シェア約8割を占める、日本が誇る電子機器開発会社です。
圧倒的なシェアを獲得するだけの理由があり、安定した使いやすさとクオリティです。
特別なこだわりがあるわけではないのなら、ワコムの製品の中から自分の用途にあったものを選べば間違いないでしょう。
ワコム製品の良いところは、使っている日本人ユーザーが多いので、セッティングなどでわからなくなったり詰まったりしたときには、Google検索をすれば日本語の情報が見つかることです。
細かい使い方などを頻繁に検索して情報を探すことも多いので、使えば使うほどワコム製のありがたさを実感できると思います。
ワコムのペンタブの一番安いエントリーモデルがこの「Intuos(インテュオス)」で、7,000円くらいです。
入門用の製品ですが、専用のソフトウェアもついてきて、これだけでもけっこう色んなことができます。シンプルな色付きのイラストであれば十分にしっかりとしたものが描けます。
ただ、PixivやTwitterにイラストを描いてアップロードすることを目指すのであれば「Intuos Art」を、マンガを描きたいのであれば「Intuos Comic」のほうをおすすめします。値段は高くなりますが、用途がはっきりしているのであればそれ専用のものを買ったほうが絶対に良いです。
ワコム ペンタブレット Intuos Art ペン&タッチ 絵画・油彩制作用モデル Sサイズ
価格 | 約10,800円 |
対応パソコン | Windows、Mac |
付属ソフトウェア | Corel Painter Essentials |
カラーバリエーション | ミントブルー、ブラック |
サイズ | 210.0×169.2×10.7mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約290g |
接続 | USBケーブル |
筆圧レベル | 1024 |
特徴 | 本格的なイラスト製作やアートワークをしたい人向け |
「Intuos」の「Art」版で、ワンランク上の本格的な表現が可能です。
シンプルな画材だけでなく、油彩、水彩、スケッチ風、ペン画、鉛筆、木炭、などなど、すべての平面アートワークに対応している製品です。
1万円ちょっとの価格でありながらも、プロのイラストレーターが普通に使っている性能です。
「Corel Painter Essentials」というソフトウェアがついてきて、動画ガイドなども充実しているので、使用方法も覚えやすいでしょう。
筆圧をしっかりと感知し、絵の具や鉛筆の色合いや質感をペンタブで入力できるので、絵を描くのが好きな人であれば絶対にテンションが上がると思います。
当然ながら普通にイラストを描くこともできるので、人気絵師やイラストレーターを目指している初心者の方にもおすすめです。
ワコム ペンタブレット Intuos Comic S ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル
価格 | 約11,000円 |
対応パソコン | Windows、Mac |
付属ソフトウェア | Clip Studio Paint Pro |
カラーバリエーション | ブラック、ミントブルー |
サイズ | 210.0×169.2×10.7mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約290g |
接続 | USBケーブル |
筆圧レベル | 1024 |
特徴 | ペンタブでマンガを製作したい人向け |
マンガを描きやすいようにつくられたペンタブレットです。
下書き、ペン入れ、色塗り、トーンなどがやりやすいようになっていて、コミック製作ソフトウェア「Clip Studio Paint Pro」を2年間無料で使うことのできるライセンスもついてきます。
白黒マンガのみならず、カラーコミックもちゃんと描けます。
漫画製作のためにペンタブを買おうと思っている人なら、迷う余地はありません!
ワコム ペンタブレット Intuos Art ペン&タッチ 絵画・油彩制作用モデル Mサイズ
価格 | 約15,800円 |
対応パソコン | Windows、Mac |
付属ソフトウェア | Corel Painter Essentials |
カラーバリエーション | ミントブルー、ブラック |
サイズ | 275.0×217.2×10.7mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約480g |
接続 | USBケーブル |
筆圧レベル | 1024 |
特徴 | 「ワコムIntuos Art」の大きめサイズ |
ワコムの「Intous Art」の、一回り大きいMサイズです。
上で紹介した「Sサイズ」の読み取り領域が「横15.2cm×縦9.5cm」なのに対して、「Mサイズ」は「横21.6cm×縦13.5cm」となっています。
Sサイズでも当然ながら問題なく使えますが、Mサイズはより広々と使うことができるし、長い線なども引きやすいです。
サイズが大きくなり、価格はSサイズのものの1.5倍弱になっています。大きいものが欲しい人はこちらを選びましょう。
ワコム ペンタブレット Intuos Comic M ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル
価格 | 約15,800円 |
対応パソコン | Windows、Mac |
付属ソフトウェア | Clip Studio Paint Pro |
カラーバリエーション | ブラック、ミントブルー |
サイズ | 275.0×217.2×10.7mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約480g |
接続 | USBケーブル |
筆圧レベル | 1024 |
特徴 | 「ワコムIntuos Comic」の大きめサイズ |
ワコムの「Intous Comic」のMサイズです。
ワコム製は種類が違っても端末の大きさが同じなのでわかりやすいですね。
読み取り領域は、「Sサイズ」が「横15.2cm×縦9.5cm」なのに対して、「Mサイズ」は「横21.6cm×縦13.5cm」です。
漫画を描く用の大きめのペンタブが欲しい方はこれです。
ワコム Wacom Intuos 3D ペンタブレット 3D制作モデル
価格 | 約18,000円 |
対応パソコン | Windows、Mac |
付属ソフトウェア | ZBrushCore |
カラーバリエーション | ブラック、ミントブルー |
サイズ | 275.0×217.2×10.7mm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約480g |
接続 | USBケーブル、インターネット接続 |
筆圧レベル | 1024 |
特徴 | 「ZBrushCore」で3DCGを製作したい人向け |
「ZBrushCore」というソフトを使って3DCGを作るつもりの人は、このペンタブがおすすめです。
ペンタブにソフトウェアが付属しているので、本製品を買えば、2万円弱とおそらく最も安い価格で3Dモデリングを始めることができます。
「ZBrushCore」は、ペンで絵を描いたり、粘土をこねるようにして、直感的に3DCGを製作することのできるツールです。3Dプリント用に最適化されるので、比較的簡単に3Dプリントを使ってフィギュアなどを作ることも可能です。
売れている製品だけあり、「ZBrushCore」の参考書や解説本などもしっかりしたものが販売されています。
3Dモデリング自体がけっこう難しいものなので、初心者は戸惑うことも多いかもしれませんが、本製品は入門用としてはこの上ない出来だと思います。
ワコム Wacom Intuos 3D ペンタブレット 3D制作モデル ブラック 3D モデリングソフト ZBrush Core (64bit) 無料ダウンロード可能 CTH-690/K2

Parblo Coast10 10.1インチ グラフィックモニター
格安の型の液晶ペンタブレットです。最低でもこれくらいの価格を出さなければ液タブは買えません。。
手袋をつけて、手の部分が画面に触れて反応しないようにして使います。
MacのPCでは使うことができず、Windowsのみに対応であることに注意していください。
反応性がしっかりしていて、価格の割に性能が高くコスパの良い製品ですが、日本語の情報がネット上に少ないので、トラブルが起きたときに対処しづらいのが難点です。
安物を上手く使えるのはある程度のリテラシーを持っている人のみなので、液タブ初心者なら、多くのユーザーに使われているワコム製かHUION製のほうが安心かもしれません。
HUION 液タブ 液晶タブレット プロフェッショナル GT-190 19インチ
「HUION(フイオン=絵王)」というメーカーの製品です。「HUION」は、ペンタブレットでワコムに次ぐシェアを持つ中国の企業です。
安くて大きくてコスパ抜群なのが特徴で、普通に使いやすく、日本国内のユーザーからの評価も高いです。
ワコム製が高くて買えない人は「HUION」製も十分に選択肢としてアリだと思います。
価格に対する性能面では文句無しですが、重いし大きいのである程度のスペースが必要です。
ただ、背景も含めた一枚のイラストを製作するときなど、画面が大きいほうがやりやすいと感じる人は多いので、ペンタブはともかく、液タブにおいて大きさはけっこう重要です。
その点で言っても、HUIONは安くて大きい優良タブレットを提供してくれるメーカーです。
本製品は「HUION」の液タブの中でもスタンダードで人気の高い商品なので、チェックしてみてください!
HUION 液タブ 液晶タブレット Kamvas GT-191 IPS液晶 フルHD 19インチ
そこそこの価格ですが、非常にスペックが高く、コストパフォーマンス抜群です。
巨大な画面に、フルHDで、筆圧レベル8192と筆圧検知の幅も広いです。
視覚野が広いので、置くスペースさえ確保できれば非常に快適に絵を描くことができます。
同じくらいのスペックのワコム製品よりも安く、かなりおすすめできる製品です。
ただ、小型化には力を注いておらず、厚くて重いのは欠点です。
ワコム 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD 【2015年モデル】 DTK-1301/K0
ワコム製の液晶ペンタブレットです。
フルHDで、非常に高いスペックと人気を持つ優良製品です。
筆圧と傾きを繊細に感知して、デジタルだとは思わせないようなしっかりとした描き心地をもたらしてくれます。
2015年に発売されたモデルですが、ちょうど価格も安くなり、性能もイイ感じなので、非常におすすめできる液晶タブレットです。
「タッチ機能」が特に要らないというのであれば、これを選ぶと良いと思います。
私も長らく本製品を使っていました。
エルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインで、自然で快適に作業することができます。
「やっぱりペンタブはワコム製に限る!」と思わせてくれるクオリティです。安くはありませんが、値段の分の価値は十分にあるでしょう。
ワコム Wacom Cintiq Pro 13 液晶ペンタブレット 13.3 インチ DTH-1320/K0
10万円以上と、ものすごいお値段がしますが、液晶ペンタブレットの最新作です。
ガラス仕上げのタッチスクリーンが使われていて、ペンのみならず指で操作することもでき、より直感的で繊細な入力が可能になりました。
最先端のデザイナーの要求に応えるような、液タブの進化の最前線を切り拓く製品です。
素人には手が出せない製品ですが、こういう製品を普通に買って使えるようなクリエイターを目指すというのもいいと思います!
以上になります。
操作方法など、最初は手間取ったりもするかもしれませんが、マウスなどに比べて、ものすごく繊細な入力ができるので、デジ絵を描きたいのであればほぼ必須と言えます。
デジタルペイントができるようになれば、そのまますぐにSNSやブログに画像を投稿することもできるし、可能性が広がります。
例えばwacomでも入門用、ソフト付属なしで良ければ、9000円ほど出せば下記の様なまともなペンタブが手に入るので、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。